タダの主婦が料理名人になる方法

結婚当初、私は料理が全くできませんでした。私の母親もそれほど得意ではなかったので、わからないことを母親に聞けば、「適当に何とかしなさい」と言われていたんです。

 

基礎がわからないから、とにかく失敗ばかりしていました。キノコを弱火でじわじわ炒めてしまって、臭みが強いべちゃべちゃな状態にしてしまったり、ハンバーグの中にいれる玉ねぎを大きく切りすぎて歯ごたえがありすぎたり、カレーを焦がしてしまったり、揚げ物の中が生のままだったり・・・。

 

失敗を繰り返すたびにどんどん気持ちは落ち込んだものです。当然主人も私のご飯を食べたがらなくなりましたし。

 

けれど、人って、誰かから教わってその通り行うだけでは成長できないんです。

 

自分で考え、失敗して初めて、何をどうしたらどうなるかということを学び、次回に生かせるようになるんです。

 

ですから、とことん失敗してほしいと思います。

 

どの食材をどう使えば美味しくなくなるのか、がわかれば、炒める順番、火加減、炒める時間がわかってきます。

 

何を何分焼けば焦げるのかがわかれば、どれくらいが程よい加減かがわかります。

 

もちろん最初は基本となる料理本を見て作るところから始めていいと思うんです。それを見てそれを真似て作ってみて、そしてそのレシピをもとに、自分なりのレシピを作っていけばいいと思うんです。

 

例えば、「強火でしんなりするまで炒めましょう」と書いてある通りに炒めても、焦がす場合、炒め足りない場合があると思います。そしたら、そのことを本に書きこんでおくのです。「5分強火だと焦げるので、3分強火でその後様子見る」とか。

 

最終的な味も、レシピ通りの味付けにちょっと醤油を足したら美味しいとか、自分好みの味ってあると思うので、それらを全て書き込んでいくんです。

 

そしてもう一度同じ料理を作ってみると、必ず成長している自分に出会えるはずです。

 

何度も作り、失敗し、それを書き込み、それをもとにもう一度作る。これであなたもきっと料理名人になれるはずです。